全部嘘。

吐き出したいだけ。

梅雨入り。

全部要らないから楽になりたい。

居場所も未来も希望もくれてやるから。

傷口が何かを生み出すことなんてなくて

傷跡は何かの証明にもならなくて

ただ朽ちてゆく身体でなんとか息をして。

そんなこと望んでいたわけじゃないし

そんな風に生きたかったわけじゃない。

欲しいものなんて、どこにもなくて

ただ、もう疲れた。

誰かを待ってるわけでもないよ。

自分に期待もない。

私の天井は今、ここ。

今日もため息を吐いて生き延びてしまう。

誰かの幸せを祝う余裕や

誰かを愛せる強さが有れば何か変わっていたんだろうか。

何にもわからないや。

 

ただ、ここに誰もいない。