東京藝術大学の助手の台湾人の女の人が私の傷痕撮りたいって東京から来て、撮られてた。
何かしらに役立つならいっかと思って。
なんか色んな人の、日常に溶け込んでる傷跡の写真を撮って何かしらの傷がある人たちに、一人じゃないよ、普通にしてていいよ、みたいなメッセージを孕んだ個展と写真集を作るらしい。
カメラ意識せずに撮られることに慣れてますか?演技やってる人くらい撮られ慣れてる感あるって言われたけど、日常送ってくれって言われたから、自分の世界でタバコ吸ってただけなんだよなー。
その少し後にめちゃくちゃ笑顔と真顔の振り幅があるから表情豊かに見えるけど、実はレパートリーがあんまりない、、?って言われて、日常送るのに笑顔以外に特に必要ないからかも、って答えておいた。
ハンドメイドのお客さんの繋がりで、とかカメラの人とかイラストの人とか色々な人と関わり出来てきたけど、なにかしらの表現の場で傷跡役に立つことあるんだな。
もう一人名古屋の劇団の人から同じような連絡来てたしな。
私がしんどくならない範囲で役立つならまぁ好きにしてもらっていいけど。
それにしても、遊んだよ〜みたいな写真で隠してはないけど、流石に着画とかでは隠してるのによく見つけるなぁ~。
お客さん病んでる人多いし、写真で気づくよりお客さん繋がりでこの人腕めっちゃ傷あるってメンヘラネットワークみたいなので聞いてくるのかな。
寂しいと思うこともあるし、普通に固執してもうダメだと思うこともあるけど、自分の傷を勲章だとも思ったことないし、恥ずかしいと思ったことも、私一人だと思ったこともないからよくわかんないな。
まぁでも他人の傷跡見て私は一人じゃないんだ!と思える感性は私にはないけど、色んな人がいるから、そういう人もいるんだろうね。